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【BSPI×CryptoBase連動企画】第7回 「CBDCとステーブルコインが世の中へ浸透していった先にある世界を考える」を開催予定です。

【前口上】
  仮想通貨初期から議論されてきた中央銀行が発行するデジタル通貨CBDC(Central Bank Digital Currency)が、国内では日銀が主導して2016年から構想され、実証実験が進み、今年はパイロット実験に入っていっている。各国の政府もCBDCの導入に向けてのさまざまな動向が日々ニュースを騒がしている。
 日本国内法において法定通貨・日本円の強制通用力が発揮される日銀発行の通貨および財務省発行の硬貨としての日本円が、様々な実証実験を通してデジタル通貨としての姿を見せつつある。またブロックチェーン技術をベースにし通貨ペッグ型やアルゴリズム型で展開されるステーブルコインについても、日本の国内法が整備され、高いハードルにも関わらず多くの事業者がサービスを展開を計画しているようである。豪華絢爛で数多くの決済システムが存在している日本国内において、CBDCやステーブスコインは、ユーザーにとっては特段の必要性に迫られることもなく、業者側としてはデジタル通貨やステーブルコインに対する興味と恐怖心などが入り乱れている状況にあると思われる。

 翻って、海外の決済事情などを見聞きすると、UnBanked(銀行口座を持たない人たち)が多く存在し、決済手段も日本ほど数多くはなく、またその国の通貨が弱くインフレに見舞われていることなどから、CDBCやステーブルコインなど新たな決済手段を求める声は大きいと聞く。中南米の国エルサルバドルが2年前にBitcoinを法定通貨として法整備し、実際に利用されたことは世界中へ衝撃を与えた。エルサルバドルに続き、お隣のグアテマラや中央アフリカ共和国でもBitcoinを法定通貨にしていく動きが続いている。

 さて、今回の企画では既に実際に利用が始まっているカンボジアにおいて「バコン」というCBDCシステムへ技術的なサポートをされてきたソラミツ株式会社の宮沢さんと、数年前から三菱UFJ信託銀行内にてデジタル通貨等のチームの中心人物でステーブルコインを発行・運用されてる株式会社Progmat代表を担われている齊藤さんをお呼びして、今後CBDCやステーブルコインが一般化されていく世界はどのようになるのか?そしてその展開された先にある世界とはどのような世界なのかをご一緒に考えたいと思っております。

 ご興味がある方は、ぜひご参加いただけたら幸いです。

【タイトル】
BSPIxCryptoBase連動企画
第7回 「CBDCとステーブルコインが世の中へ浸透していった先にある世界を考える」

【イベント申し込みページ】
https://peatix.com/event/3558253

【日時】
2023年5月8日(月) 19:00 – 21:00 (開場: 18:45)

【場所】
CryptoBase
東京都渋谷区桜丘町16-13 桜丘フロントⅡ3F
https://cryptobase.green/

【登壇者】
宮沢和正氏 (ソラミツ株式会社 代表取締役社長)
齊藤達哉氏 (株式会社Progmat 代表取締役 ファウンダーCEO)
樋田 桂一 (株式会社ブロックチェーン戦略政策研究所 代表取締役)

【スケジュール】
18:45 開場
19:00〜20:30 プレゼン・トーク
20:30〜21:00 交流

【チケット】
Peatixで1500円/名

【主催】
CryptoBase
株式会社ブロックチェーン戦略政策研究所

【登壇者プロフィール】

宮沢 和正氏
MIYAZAWA KAZUMASA

<現職>
ソラミツ株式会社 代表取締役 社長
Digital Platformer株式会社 顧問
東京工業大学 経営システム工学 講師
ISO/TC-307 ブロックチェーン国際標準化 日本代表委員
2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会アドバイザー

<学歴及び職歴>
1980年 東京工業大学大学院卒、MBA取得
1980年 ソニー入社、パソコン「VAIO」の開発、ICカード「FeliCa」総合企画室長などを歴任し、交通カード「Suica」の開発に従事。
2001 年 電子マネーEdyの事業会社ビットワレットを創業、常務最高戦略責任者
2010年 楽天Edy株式会社 執行役員、理事など電子マネー業界を約20年間リード。
2008年 金融庁 金融審議会委員を務め資金決済法の立法に従事。
2017年 ソラミツ最高執行責任者(COO)を経て、2020年4月より同社代表取締役社長。
2020年 カンボジア国立銀行と「中央銀行デジタル通貨」共同開発の総責任者、インドネシアBCA銀行のeKYC・本人確認システム、福島県会津若松市会津大学デジタル地域通貨「白虎」の開発などを主導。
2021年 Newsweek誌「世界に貢献する日本人30」に選出される

<著書>
「電子マネー革命はソニーから楽天に」カードウェーブ社
「世界初の中銀デジタル通貨「バコン」を実現したスタートアップ」日経BP社

齊藤達哉
SAITO TATSUYA
2010 年入社。法人営業、業務企画、IT 企画を経て、2016 年に FinTech 推進室設立、1 人目の専任担当として三菱 UFJ 信託銀行のデジタル戦略を企画・推進。情報銀行基盤「Dprime」、デジタル証券基盤「Progmat」、ステーブルコイン基盤「Progmat Coin」、機能型 NFT 基盤「Progmat UT」、200 社近くの組織が入会する「デジタルアセット共創コンソーシアム」等を立ち上げる。2022 年、複数の金融機関や取引所、ソフトウェア企業の出資による、デジタルアセット基盤事業の独立会社化を発表し、代表就任予定。特許登録 6 件。

樋田 桂一
HIDA KEIICHI

株式会社ブロックチェーン戦略政策研究所 代表取締役
大学在学中、東京めたりっく通信株式会社に入社。職業能力開発総合大学校電子工学科を中退。
14年9月に発足した一般社団法人日本価値記録事業者協会(JADA)に事務局長として参画。16年4月に一般社団法人ブロックチェーン協会へ改組。18年10月まで事務局長として活動する。暗号資産(仮想通貨)に係る法整備、税制改正、会計基準などの策定に参画。国内での行政や事業団体等での講演多数。海外のカンファレンスへの登壇(台湾、韓国、ウクライナ)。
22年1月、株式会社ブロックチェーン戦略政策研究所設立、代表取締役に就任。同月、 一般社団法人日本ブロックチェーン協会アドバイザーに就任。

【イベント申し込みページ】
https://peatix.com/event/3558253

Contact

株式会社ブロックチェーン戦略政策研究所
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID 5F

Blockchain Strategic Policy Institute Co., Ltd.
5F 2-5-3 Hiraga-cho, Chiyoda-ku, Tokyo Japan 102-0093

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