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台湾FinTech協会主催カンファレンス「2023 Fintech Conference- Global Regulatory Landscape on Virtual Assets」に登壇および参加報告いたします。

2023年2月23日(木)に台湾FinTech協会が主催で開催されたのカンファレンス「2023 Fintech Conference- Global Regulatory Landscape on Virtual Assets -USA, EU, Singapore, Japan, and UAE」に、弊社樋田が登壇いたしました。台北市のGrand Hyatt Taipeiが会場となり、300名以上の方がご参加され、立ち見が出るくらいの人気のイベントとなりました。

暗号資産・ブロックチェーンの規制に関して、台湾を中心にアメリカ、EU、シンガポール、日本、UAE各国の暗号資産のレギュレーションに関してキーマンが集まり、プレゼンテーションやパネルディスカッションが行わました。アメリカのCFTCから前委員長のTimothy George Massad氏から暗号資産へのレギュレーション強化にむけてのご説明や、欧州連合(EU)からPeter Kerstens氏が導入予定になっている欧州経済領域内の暗号資産活動を規制する新たな枠組みである「暗号資産市場規制(MiCA)」についての説明がありました。台湾のIT担当大臣であるオードリー・タン氏は、Web3の世界を見据えた台湾での取り組みについてプレゼンがありました。日本からは千葉工大変革センター長の伊藤穰一さんが、暗号資産のエコシステムの1つである資金調達についてトークセッションを展開され、金融庁の松澤亜里沙さんからは、日本の暗号資産取引所に対する規制と特にAML対応についてプレゼンいただきました。その後、樋田がプレゼンはわずか10分でしたが、日本政府および自民党のWeb3政策のご紹介と、旧山古志村の錦鯉NFTのプロジェクトと石川県加賀市のe加賀市民について説明させていただきました。

今回のカンファレンスは、台湾で展開している暗号資産取引所やWeb3企業が、日本のようにしっかりした暗号資産に対する法的な枠組みが無い台湾において、台湾政府に対して要望を伝えることが目的となっておりました。最後のセッションにおいて、台湾の暗号資産取引所の代表らがトークセッションを展開した後、台湾の金融庁にあたる金融管理監督委員会の前委員長へ要望書を渡すパフォーマンスもありました。各国の規制がどのようになっているのかを、台湾の業界が一体となって政府に伝えたいという表れでもありました。

カンファレンス最中やその後も多くの方々とお話しさせていただくことができ、新たなつながりを作ることができました。今回このようなカンファレンスへの登壇および参加できたことを、主催である台湾FinTech協会の会長であるJaclyn Tsaiさんとスタッフの方々へ感謝を申し上げます。

カンファレンスWebサイト
https://www.accupass.com/event/2301071619126000572180

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